InstagramやFacebookに流れてくる「限定セール」「90%OFF」の広告。思わずタップしてしまったことはありませんか?その先が偽ショッピングサイトなら、お金を払っても商品は届きません。TBSの報道では「消費者教育の専門家でさえ騙された」と伝えるほど、偽サイトの手口は巧妙になっています。警察庁も公式に注意喚起を行っており、被害は年々増加しています。
何が起きているのか
偽ショッピングサイトは、正規のECサイトのデザインや商品写真・会社概要を丸ごとコピーして作られます。SNSの広告枠を使って集客するため、普通に使っているSNSに突然表示され、本物と見分けがつきません。
さらに深刻なのが「二次被害」です。偽サイトに本物の会社の電話番号や住所が無断で転載されるため、騙された被害者からのクレーム電話が本物の会社に殺到。無関係の事業者が「殺すぞ」「家に火をつけるぞ」といった脅迫を受けるケースまで起きています。
手口の3ステップ

① SNS広告で本物そっくりの「激安」を宣伝
有名ブランドや人気商品の画像を無断使用し、「残り3点」「今だけ80%OFF」などの煽り文句でSNS広告を出稿。タップしやすい心理状態を作り出します。
② 精巧な偽サイトでクレジットカード情報や代金を詐取
URLが本物に似せてあり、SSL証明書(鍵マーク)まで付いているため安心に見えます。代金を支払うとクレジットカード情報が盗まれ、商品も届きません。
③ 連絡が取れなくなり、被害が表面化
「発送しました」という偽メールが届いた後、問い合わせをしても返答なし。サイト自体が消えることも多く、泣き寝入りになるケースが後を絶ちません。
偽サイトを見分ける5つのチェックポイント
✅ 価格が極端に安すぎる
定価の70〜90%オフなど、ありえない値引きは詐欺のサインです。「なぜこんなに安いのか」と疑ってください。
✅ URLをよく確認する
本物に似せた紛らわしいURL(例:amaz0n.co.jp、rakuten-sale.comなど)を使います。公式アプリや検索から直接アクセスする習慣をつけましょう。
✅ 会社情報を検索エンジンで確認する
会社名・電話番号・住所をコピーして検索し、全く別の会社のものでないか確認してください。
✅ 支払い方法が銀行振込のみ
クレジットカードが使えず銀行振込のみの場合は特に危険です。振込後のキャンセルはほぼ不可能です。
✅ SNS広告から直接購入しない
気になった商品はSNS広告からではなく、公式サイトやAmazon・楽天などの信頼できるモールで検索して購入しましょう。

「安い」には必ず理由があります。SNSに流れる広告は、誰もが簡単に出せるもの。有名ブランドを名乗っていても、公式と確認するまでは信用してはなりません。購入前に「本当にここで買ってよいか」と一度立ち止まる習慣が、あなたの財布を守ります。
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