お盆は空き巣のハイシーズン|今夜からできる防犯7つのポイント

「うちは田舎だから大丈夫」「マンションだから安心」。そう思っていませんか?2026年の侵入窃盗は前年比9.8%増と急増しており、特に空き巣は7月・8月の夏場に集中します。お盆(8月13〜16日)を前に、今夜からできる対策を確認してください。

今年の侵入窃盗、何が起きているか

2026年の侵入窃盗件数は4万7,233件で、前年比9.8%増加しています。うち住宅を対象とした侵入窃盗は1万7,152件(前年比7.2%増)にのぼります。

近年は「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」と呼ばれる組織的な犯罪集団による住宅侵入が増加しており、被害は都市部だけでなく地方にも広がっています。

なぜ夏・お盆に空き巣が増えるのか

お盆の空き巣被害の手口と防犯対策を図解したイラスト

夏に空き巣被害が増える理由には、いくつかの要因があります。

①長期不在が増える お盆の帰省・旅行で数日間家を空ける家庭が増えます。空き巣犯は事前に下見をして「空き家」を確認してから侵入します。

②窓を開けたまま外出しやすい 暑いからと換気のために窓を少し開けたまま出かけてしまうケースが増えます。少しの隙間でも侵入の手がかりになります。

③日が長く「明るい時間帯」に侵入される 空き巣の多くは夜間ではなく、昼間(10〜16時)に行われています。「明るいから誰かいると思った」という油断が禁物です。

空き巣犯が狙う家の特徴

  • 郵便受けに新聞やチラシがたまっている
  • カーテンが昼間も開いたまま(不在がわかる)
  • 電気が何日もついていない
  • 玄関まわりに植木鉢や物が多く、身を隠しやすい
  • 補助錠がなく、鍵が1つだけ(ワンドア・ワンロック)
  • 近所づきあいが少なく、不審者が目立ちにくい

今夜からできる防犯チェックリスト

  • ☑ 外出・就寝前に全ての窓と玄関の鍵を確認する(換気は専用の通気口や鍵付き換気で)
  • ☑ 玄関・裏口に補助錠(二重鍵)を取り付ける。鍵を2つにするだけで空き巣犯の侵入時間が大幅に増え、あきらめさせられる
  • ☑ 長期不在のときは郵便受けにたまらないよう郵便局に「不在留置」を依頼する
  • ☑ タイマー付きの電灯を使い、不在でも室内に人がいるように見せる
  • ☑ センサーライトを玄関・裏口に設置する。不審者が近づくと点灯し、驚かせる効果がある
  • ☑ 近所の方に「〇日から旅行に行きます」と一言伝えておく。地域の目が最大の防犯になる
  • ☑ SNSに旅行中・不在中の写真をリアルタイム投稿しない。空き巣犯がSNSを見て狙うケースがある

もし被害に遭ったら

帰宅して「鍵が壊されている」「室内が荒らされている」と気づいた場合は、室内に入らずにすぐ110番してください。犯人がまだ屋内にいる可能性があります。

  • 緊急時は「110番」:被害直後・犯人がいる可能性がある場合
  • 警察相談専用電話「#9110」:被害後の届け出方法や保険申請の相談
  • 加入している損害保険会社:住宅総合保険・火災保険の「盗難特約」で補償される場合があります
安国院道和
安国院道和

空き巣犯が最も恐れるのは「近所の目」です。日頃から挨拶を交わし、顔見知りの多い地域は狙われにくいと言われています。旅行前に一言声をかけるだけで、あなたの家を守る「地域の防犯網」が広がります。

出典

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